[たまサポ通信 003号]それは本当に問題なのか?(2019/1/8)

あけましておめでとうございます!たまサポートサービスの柴橋です。

昨年末の12月22日・24日は、関西でミニ四駆を用いたワークショップを実施させていただきました。イベントを開催はとても手間ひまのかかるものですが、今回は関西在住の友人のみなさんからご協力をいただくことで実現することができました。ありがとうございました。

今年も引き続き、このメルマガでは「人の問題」に対処するための方法を確立することを目的として、さまざまな情報を発信しています。(これまでのバックナンバーは、 https://4884.biz/blog/archives/category/mail-magazine にてご覧いただくことができます。)

本日のテーマ:それは本当に問題なのか?

前回は「問題」について、それはいつ生まれるのか?どのように生まれるのか?誰が生んでいるのか?といった事について考えてみました。

ある出来事があり、その出来事について、目的に照らし合わせての判断~意味づけがなされる。

その時、その出来事が目的に反するものであるという意味付けがなされれば、その出来事は問題として扱われる。

例えば…
電車の中で携帯電話をつかって通話している人がいます。電車内での通話を控えるのは社会人として最低限のマナーであり、そのマナーは守られるべきだ!と思っている私にとって「電車内で通話している人」は問題だ。といったような感じです。

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今回は「問題」についてもう少し考えてみましょう。

前述の例では、さらっと「「電車内で通話している人」は問題だ」と書きました。

しかし、あらためてみなさんに問いたいと思うのですが、この例の中で「問題」とは何なのでしょうか?

1.電車内で通話している人
2.電車内で通話しているという行為
3.電車内で通話している人がいるという状況
4.電車内で通話している人が、私の常識から外れていること
5.そのほか

これが正解!みたいな話をしたいわけではなくて、ここであらためてみなさんと一緒に考えてみたいと考えるのは、問題というものは、必ずしも「今対象として扱われている」人・行為・状況そのものであるとは限らないのではないか?」ということです。

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「1・電車内で通話している人」が問題だと仮定した場合、その人がどんな状況にあったとしてもその人が問題であることは変わらないはずです。しかし、その人がもし0歳の赤ちゃんだったら、その赤ちゃんに対してその赤ちゃんが問題だ!とは言わないでしょう。(まぁその前に電車内で電話できませんが…)そう考えると「人そのものが問題」だとはちょっと考えにくいと私は思います。

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「2・電車内で通話しているという行為」についてはどうでしょうか?
調べたわけではありませんが日本の多くの鉄道では「車内での通話はお控えください」といった趣旨のアナウンスがされるように感じています。鉄道会社からすると少なくとも「お願いを聞いてもらえない」という意味で、電車内で通話している行為は問題だということになりそうです。

ただ、ここでぜひ思い出してもらいたいのは、その問題は「誰の」問題なのか?という前回のお話しです。

例の中では書いていませんでしたが、この例での誰?は鉄道会社の人ではなく同じ車両に乗っていた乗客の人でした。ですからここではその乗客の人にとって何が問題なのか?を考えたいと思います。

その乗客の人が「電車内で通話している人」を見て腹立たしくイライラしたのは事実なのですが、じつは私はその乗客の人が電車内で通話しているという行為を「問題ではないとした話」をお聴きしたことがあります。それはその人が韓国に旅行に行かれた際の出来事の話です。

その人のお話しでは「韓国の電車やバスでは車内での通話は、日常の風景でマナー違反ではない」そうです。

気になったので「車内のあたこちで通話してる人がいる状況下で、腹が立ったりイライラしたのですか?」とお聞きしてみたのですが、これがびっくりしたことにまったく腹が立たなかったしイライラもしなったというのです。

こうなると「電車内で通話しているという行為」は問題を認識するにあたって関係はあるものの、それ自体が問題とは言えないのではないか?ということにもなってくるように思うのです。

みなさんはどのように思われるでしょうか?

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ちょっと今回は長文になってますので、ここでいったん休憩です。
続きはまた次回に!

最後までお読みいただきありがとうございました!

イベント情報

今週はRSGT2019に登壇します!

2019年1月9~11日 [東京]
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019
1/10 13:00~ 喧嘩できるチームを作るワークショップ
※高柳さん・吉田さんと共同でワークショップを担当します
 → https://2019.scrumgatheringtokyo.org/index.html

2019年2月16日[東京]
TOCfE BootCamp 雷鳥が目指した頂への軌跡・改 ~アンビシャスターゲットツリー~
※たまサポの活動ではありませんが、柴橋が世話人を努めています
→ https://tocfebc.doorkeeper.jp/events/84033

※イベント情報では、たまサポートサービス主催ではないものについてもご紹介しています。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

たまサポ通信 発行元

たまサポートサービス[柴橋 学]
〒660-0076 兵庫県尼崎市大島2-22-16-202
〒343-0845 埼玉県越谷市南越谷1-6-86-219
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[たまサポ通信 002号]人の問題とは何か? その1(2018/12/18)

みなさんこんにちは!たまサポートサービスの柴橋です。
このメルマガでは「人の問題」に対処するための方法を確立することを目的として、さまざまな情報を発信しています。

本日のテーマ:人の問題とは何か? その1

今回は、人の問題とは「そもそも何なのか?」ということについて、考えていきましょう。今日のお話しは、人の問題について考えるにあたっての前置きのような話です。

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「○○は問題だ!」と考えるとき、そこにはなんらかの「判断」がされているといえるかと思います。

私自身の体験していることを例にしますと…
私は「家でも外出先でも関係なくインターネットにつながる」という環境の中にいますが、場所や時間に関係なく仕事ができるという点ではたいへん好ましい環境であるということができる反面、いつもメッセンジャーやメールなどの通知が気になり追われているような気分になってしまう点では問題ともいえます。

ここで注目していただきたいのは、「家でも外出先でも関係なくインターネットにつながる」というできごとそのものに、問題である/問題ではないといった「判断は含まれていない」というところです。

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では「問題はいつ生まれる」のでしょうか?
「家でも外出先でも関係なくインターネットにつながる」という出来事は、いつ問題となるのでしょうか?

私は「ある目的において、その出来事がどんな意味を持つのか?という比較がなされたとき」と考えています。

場所や時間にとらわれずに仕事ができたらいいなぁ~と思っているところに、「家でも外出先でも関係なくインターネットにつながる」ということが出てくれば「それいい!!」って話になりますし、家にいる時や夜はゆったりした気分で過ごしたいと思っているところに「家でも外出先でも関係なくインターネットにつながる」ということが出てくれば、「それつらい!!」って話になります。

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そのように考えると、そもそも問題というものは「問題だ!と判断した人が作り出しているもの」と言えるのではないか?と思います。

また、「問題だ!という判断」は必ず人がしているわけですから、「何が人の問題なのか?」と考える時、「誰が問題と言っているのか?」という事を同時に見ていく必要があるように思うのです。

と、いうことで今日は前置きのような話になってしまいましたが、みなさんはどのように考えますでしょうか?

イベント情報

関西でのイベントがいよいよ今週末となりました!
また、2019年1月にはRSGT2019に登壇予定です。

12月22日(土) 9:00-12:00 [大阪] 残席6
 【ミニ四駆研究所】
 大人のためのカイゼン運動会2018冬
 → https://tocfe-kansai.doorkeeper.jp/events/81817

12月24日 (祝) 9:30-12:00 [大阪] 残席2
 【親子講座】目指せ最速!
 ミニ四駆で「論理的に考える力」の育て方を学ぼう!
 → https://4884biz.doorkeeper.jp/events/81816

12月24日(祝) 14:00-17:00 [大阪]
 【オープン研修】ミニ四駆で学ぶ!
 実務者向け業務改善セミナー
 → https://4884biz.doorkeeper.jp/events/81849

2019年1月9~11日 [東京]
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2019
1/10 13:00~ 喧嘩できるチームを作るワークショップ
※高柳さん・吉田さんと共同でワークショップを担当します
 → https://2019.scrumgatheringtokyo.org/index.html

※イベント情報ではは、たまサポートサービス主催ではないものについてもご紹介しています。
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[たまサポ通信 001号]メールマガジンをはじめました(2018/12/04)

ごあいさつ

たまサポートサービスのコミュニティにご登録をいただきありがとうございます。代表の柴橋です。

たまサポートサービスはこれまで、MQ戦略ゲームや教育のためのTOCの思考ツールなどについてオープンセミナーを実施してまいりましたが、オープンセミナーなどのイベントとは別に情報発信をしていきたいと考え、月2回隔週火曜日にメールマガジンを発行することにいたしました。

私自身が仕事をする上でさまざまな分野に首を突っ込んでいますので、MQやTOC以外の分野についても情報発信してまいります。どうぞお楽しみに!

本日のテーマ:あなたの身近に「人の問題」はありますか?

みなさんは「人の問題」と聞いた時にどんな場面が浮かびますか?
 ・自分の言うことを聞いてくれない
 ・無視してくる
 ・決められているルールを守ってくれない
 ・メンタルヘルス不調の人がいる
 ・何が言いたいのかさっぱりわからず会話が成り立たない
 ・なんでも自分のやり方でやってしまう人がいる
 ・私が何を言っても、相手が反発してくる
 ・仕事を教えても覚えが悪く、何回も同じことを質問してくる
 ・指示待ちで、自分から動かない人がいる
 ・自分の責任を他の人に押し付けてくる人がいる
私自身がさっと思つくものを上げてみましたが、みなさんはいかかでしょう?

こういった場面は、組織や集団の中でよくある風景だと私は考えています。

そして、こういった場面で起きている事が、結果として組織や集団が持っている「本来の力」を「大きく落としている」のではないか?それってとってももったいない!と思っています。

なぜなら、先に挙げた場面で起こっている事は、長期間にわたって起こりがちであったり、仕事の流れを阻害していたりするからです。

ただその一方で、上記のような場面への対処については、関係する人達の「職人技」にかかっているだけで、対処するための確立された方法があるわけではないように思います。

話を聴くのが上手い上司なら解決できるけど、そんな職人技を持っていない上司の場合はどうにもできないということになってしまう。そんな感じです。

今後このメルマガでは「人の問題」に対処するための方法を確立することを目指していきます。

次回からはまず「人の問題とは何か?」ということについてもう少し細かく見ていきましょう。

ご協力いただける企業を募集しています

たまサポートサービスでは、「人の問題」への対処法の確立についてご協力いただける企業を募集しています。

御社での取り組みの内容について事例として提供をお願いするかわりに、たまサポートサービスが通常提供しているコンサルティングサービスを特別価格でご提供させていただきます。
※事例を第三者に公開する場合には、企業名や個人を特定できないような形に変更させていただきます。

御社で今実際に起きている「人の問題」を解決したい!と思っておられる企業の方で、事例を提供しても良いとお考えの方、ぜひ たまサポートサービス[ web@4884.biz ]までご連絡ください。

イベント情報

12月は関西の友人のご協力により久しぶりに大阪でのイベントを3つも企画することができました!

12月22日(土) 9:00-12:00 [大阪]
 【ミニ四駆研究所】
 大人のためのカイゼン運動会2018冬
 → https://tocfe-kansai.doorkeeper.jp/events/81817

12月24日 (祝) 9:30-12:00 [大阪]
 【親子講座】目指せ最速!
 ミニ四駆で「論理的に考える力」の育て方を学ぼう!
 → https://4884biz.doorkeeper.jp/events/81816

12月24日(祝) 14:00-17:00 [大阪]
 【オープン研修】ミニ四駆で学ぶ!
 実務者向け業務改善セミナー
 → https://4884biz.doorkeeper.jp/events/81849

最後までお読みいただいてありがとうございました。

たまサポ通信 発行元

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「うまくことが運ぶよう舵取りすること。」について考えてみた

※ このエントリーはファシリテーター Advent Calendar 2018[ https://adventar.org/calendars/3052 ] の3日目のものです。

今日は私自身が日ごろ考えている事・している事について「ファシリテーション」という視点で、あらためて考えてみようと思います。

と書き出してみたものの…ファシリテーションというものがそもそも何かよくわかってないような気もするので、私の友人も多く参加しておられる日本ファシリテーション協会さんのwebサイトで調べてみました。

ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。

https://www.faj.or.jp/facilitation/

なるほど「うまくことが運ぶよう舵取りすること」というのが、肝みたいですね。何について考えようかなぁ…とぼぉ~っとしていると、2つ考えてみたい事が出てきました。

  1. 「うまくことが運ぶ」とは、自分にとって何だろうか?
  2. 「舵取りする」とは、自分にとって何だろうか?

1.「うまくことが運ぶ」とは何だろうか?

まず「うまくことが運ぶ」が起こってほしい場面について考えてみます。
少なくとも二人以上の複数の人がいる場面だということですよね。ミーティングや会議とかはもちろん、私にとってはワークショップや面談、TOCfE BootCamp(勉強会のコミュニティ)のスタッフをしている時とかが浮かんできました。

ただ、よくよく自分の日常について考えると、自分が運営側にいる時みたいなことだけではなくて、「誰かと一緒にいる時」は、一緒にいる人たちがお客さんでも嫁さんでも友達でも関係なく、すべて「「うまくことが運ぶ」が起こってほしい場面」と自分は捉えているなぁと思っていることが「今」わかってきました。

そういった場面で私自身にとっての「うまくことが運ぶ」というものについてあらためて考えてみたのですが、私にとっては下記のようなものになりそうです。

その場にいる人たちが、それぞれに
「自分の」目的に沿った行動をとっている状態

以下、蛇足ですが…
こんなことを書くと、「会議の時に「会議の目的」ではなく、それぞれの個人の目的なんかに沿って…なんてやっていたら収集つかなくなるよ!そもそも会議の目的としている結論なんて得られるわけがない!」思う方もいるだろうと思います。実際、私自身も「どうなるんだろぉ~。怖いよぉ~。」とかずっと思っていましたしね。
たとえば、個人の目的に沿って行動していいよ!ってなったら、ほとんどの人たちが会議室から出て行って自分の仕事に戻ってしまった!とかになったら辛そうです。

ただ、私の経験上だけの話ではありますが、実際にはそんなことは起こっていません。たとえば会議やミーティングの場では、自分の目的として「誰かと何かについて話したい人」がいて、その人は相手に対して「帰らないで話してほしい」というお願いをすることになるからです。

会議に出るのがルールだからルールを守れ!ではなく、あなたが必要だからいてほしいというお願いをしても帰っちゃう人はいまのところいません。私は相当運がいいだけなのかもしれませんが、ひょっとしたら「お願いされた人の役に立つ」という目的が、お願いされると発生するからなのかなぁ~とか思ったりしています。

2.「舵取りする」とは、何だろうか?

次に考えるのは「舵取りする」です。
言葉としては「促す」とかに近いイメージですが、いざ書いてみると自分の感覚とは違う感じがしました。どうも私は「舵取り」するのが(相手から見た)第三者である私であることに違和感があるようです。

と、ここまで書くと「舵取りする」に相当する部分で、私が日ごろしていることは「教えてもらう」ということかもしれないなと思えてきました。その人の目的とか、今どんな感じなのか?とか興味のあることを、質問して教えてもらっているだけのような気がします。なんてこった!

と、いうことで文章として繋げると私がやってることは、下記のような感じになりました。

その場にいる人たちが、それぞれに
「自分の」目的に沿った行動を今とれているのか?
について教えてもらう

自分のやっている事を言葉で表現する事がなかったので、なんとなくスッキリしています。

私は、「自分の舵を、自分でとっていない人」がわりとたくさんおられるのではないか?と思っています。必要なのは、他の誰かが舵をとってあげる事ではなく「自分の舵を自分でとる」そんな状態にもどしてあげる事ではないかと思うのです。