このエントリーは、「コネクション・プラクティスを体験してきた!(1)」のつづきです。

コネクション・プラクティスとは、そもそも何か?

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コネクション・プラクティスとは…うーむ創始者とか歴史とかは忘れてしまいました(^_^;)

ルーツとしては「コヒーランス」と呼ばれる「脳と心臓が同期した、思考・感情のパフォーマンスが高くなった状態(うーん不明瞭だ…)」をつくることで「洞察を得る」テクニックと、「NVC(非暴力コミュニケーション)」の考え方をベースにしているそうです。

現時点の私の理解では、NVC(非暴力コミュニケーション)の考え方で「自分(や相手)の中にあるニーズ」を発見し、コヒーランステクニックで「発見したニーズを大切にするために、具体的にどう行動するのか?についての洞察(ひらめき)を得る」というのが、コネクション・プラクティスなのかなぁと思っています。

ただ、「コヒーランス」というものについては、このときの私にはまったくわからずで終わってしまいました。脳で考えるのではなく心臓で呼吸するような・感じるような…という話でしたので、体感覚的にはリラックス状態みたいな感じなのかなぁ…という理解をしています。(※2:後日わかったんですが、違いました!)

洞察についてもピンときてなくて「ひらめき」のようなものかなぁと理解しています。

一方の「NVC(非暴力コミュニケーション)」については、ある程度、本を読むなどして知っている部分もありましたので、ある程度理解が容易でした。

  • ある場面で「怒りが湧いてきた[感情]」、その怒りは「どんな出来事[観察]」から起こったのだろうか?
  • また、その怒りは「自分が大切にしている何か[ニーズ]」が、「失われたり傷ついたりした。(もしくは、しそう)」だったからではなかっただろうか?
  • もし、そうであるならば、「自分が大切にしている何か[ニーズ] 」を大切にするために、私は相手に何を「お願い[リクエスト]」したらいだろう?

と、そんな流れで、自分や相手の「ニーズ」を見つけて(自覚していない事がほとんど!)それにあった「要求」をする。そんなことを基本とするコミュニケーションの考え方。と、現時点では捉えています。(※3)

※2:後日、正式なコース「コネクション・プラクティス Part1」を受講させていただいたところ、私自身は今回体験した「クイック・コヒーランス・テクニック」の手順をしているときは逆にダメで、「誰かと話しているとき」にコヒーランス状態になっているということが、機器で計測してはじめてわかりました。私が話しているときに次々といろんなことを思いつく上、そういう時のアイディアは「けっこうイケてる」事を考えると、けっこう納得はできました。と、いうことで現時点での私の「コヒーランス状態」についての理解

※3:NVCのコミュニケーションは、必ずしも「観察→感情→ニーズ→リクエスト」の形である必要はないと私は思っています。(本にもそう書いてありました) とはいえ基本は大事かなと!

 

体験会で体験できたこと

体験会では、「感情/ニーズのカードを使ったデモンストレーション」と「つながりの道」という二つの体験ができました。

体験会での体験がコネクション・プラクティスのすべてではありませんので、そんなもの「も」あるのね!という感覚で呼んでいただけると嬉しいです。

また細かく何をやった書いても私の文章力だと伝わらないと思いますので、そこは写真でなんとなく想像していただくとして、私自身にどんな発見があった?について書いてみたいと思います。

感情/ニーズのカードを使ったデモンストレーション

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「感情/ニーズのカードを使ったデモンストレーション」については、下記のような文字が書いてあるカードを使って、「感情をヒントにして、ニーズを発見する(感情とニーズがつながる)」練習をしました。

■感 情・・・感動している・楽しい・怖がっている・腹を立てている・心配している…など
■ニーズ・・・自由・つながり・貢献・平和・正直さ・美・配慮・安全…など

「腹が立っているのは…、もっと配慮してほしい!って思っていたからです。」というように、つながりを発見していきます。

「私が腹立っているのは、○○さんのせいだ!」というような場面を私の周囲では良く見かけますが、「○○さんのせい!」ではなく「(自分が)配慮を必要としていたから」という「自分が」という視点をもてると、心の平穏がけっこう戻ってくるものですね。

また、このデモンストレーションでは「カード」を使うことの効果が大きかったことがとても意外でした。

すでに私は感情やニーズの印刷物のリストを持っていて時々見ていましたが、「カード」が物として手で触れられて、それらを並べてある中から「取る」動作をしたり・感情のカードとニーズのカードを「隣同士に並べて」みたりという行為をすることで、意外にもそれまでなじめなかった「ニーズの文言」がすっと頭に入ってきました。

ニーズの文言が頭に入ってくると、自身のニーズを探す場面において発見が早くなるので、このあといろんな場面で自分の納得感とか安心も、早く得られるようになりました。

つながりの道

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「つながりの道」は「深刻な問題を癒すパワーを持った対立解消ツール(書籍「完全につながる-コネクション・プラクティス-」より)」で、言葉で表現するのが難しいですが…見た目は「人間すごろく」みたいな感じでした。

コの字型に床にA4サイズのパネルを並べて、その上を1ステップごとにファシリテーターの問いについて考えながら人が移動していきます。

移動した人は、パネルに書いてある「私の感情は?」などの文言とファシリテーターのガイドに従って、1ステップ移動するごとに自分の中を探検したり、相手の中を推察したりしていきます。

つながりの道では、ざっくり表現すると

  1. 「自分」の中の観察(事実)→ 感情 → ニーズのつながりを発見する
  2. 「相手」の中の観察(事実)→ 感情 → ニーズのつながりに想いをはせる
  3. 「私たちの」つながりを宣言する
    ※ 発見する。思いをはせる。宣言する。の表現は私の感じ方です

という感じでプロセスが進み、最終的に「私は○○のつもりです。あなたは○○してくれますか?」というリクエストを発して、仮想の相手役の人が「はい」と答えて終わります。

つながりの道で一番びっくりしたのは、生身の人間を「仮想の相手」としてその場に置き、その仮想の相手が自分の問いかけに「はい」と答えることの意外な効果です。

つながりの道を歩く本人は、つながりの道のステップを歩みながら相手の感情やニーズについて考えた後に、「あなたはあの時きっと、○○だったんだよね?」というような問いかけを「仮想の相手に対して」します。ただ、その相手は何か気の利いた返答をするわけではなくて、「はい」としか言わない事にあらかじめなっているんです。

正直なところ、私は「仮想の相手役」を置くことがそんなに効果があるんだろうか?と思っていました。あくまでも会場の誰かが相手役をしてくれているだけのことですし、返答も「はい」しか返っていないことは最初からわかっています。それに効果があるのだろうか?と…しかし、実際にデモンストレーションが始まってみると、「目の前にいる人(仮想の相手)に問いかけること」があきらかに、つながりの道を歩いている人に変化をもたらしていたんです。

どんな変化だったかというと、歩いてる人が仮想の相手に問いかけることに「躊躇したり、はにかんだり、バツが悪そうに」していたんです。また、その人はつながりの道を歩き終えたあとに、「その人から発せられる雰囲気」がまったく違っていたのが印象的でした。

ただ「はい」としか答えない、本当の相手とはまったく関係ない「相手役」に対してです!(笑)

なんといったらいいのか…生身の人間に対して声を出して話しかけることで、本人にとってのリアル度みたいなものが、頭で考えてますよ!とか、一人で声に出して見ましょう!とは格段に違っていたのではないかと思えました。

私自身は時間の関係もあって自分がつながりの道を歩くことはなかったのですが、歩いた人を観察できたのはとても大きな発見ができてむしろラッキーでした。

あー、当日気付かなかったけど、対立しているリアルな相手が同じ場所にいる場合ってどうするんだろう…

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